レシピ10個で子供は育つ
双子の男の子の育児って、身近にもいるのですが本当に大変そう。
私は女の子一人でも、夫と大騒ぎでお世話してヘトヘトになるし。
著者はそんな双子の男の子を育て上げた方で、双子育児の経験から編み出した料理のアイデアやレシピが載っている本です。
ちょうど毎日の食事作りに疲れていた時にこの本に出会い、タイトルに飛びついてしまった。
私は結婚してから料理をし始め、それまでは親任せで自分で進んですることはほぼありませんでした。
夫からは結婚当初からまずいとか適当なものを作るなとか言われ放題でした。
この本には
「メニューを決めて買い出しするのではなく、あり合わせでメニューを決める」
という考え方が載っており、まさにその発想で日々の料理をしていた私はほらね。と溜飲が下がりました。
「食材をいくつも使って一品作るより、一つの食材でもいいから品数を増やす」
というのは考えたことがなかったためすぐに取り入れました。
一番参考になったのはエチュベという蒸し煮の調理法です。
妊娠中、低カロリーなものを、、と思って野菜やお肉の蒸し煮をよくやっていたのでなじみがありました。
蒸す時間や水の分量、油を入れること(以前は入れてなかった)火を止めてから味付けすることなどを参考に作ったら、それまでよりずっとおいしくなりました。
それ以来、ほぼ毎日夕食はエチュベにしてます。
生姜焼きや豚キムチ、肉じゃが、親子丼などもエチュベ風にアレンジ。
作る時間も短くなり、フライパンも汚れず簡単でおいしい。
この本のおかげで私はとても楽になりました。
以前は食事は夫と私だけのもので、多少変なものを出してもまあいいかとしていました。
それが子供が産まれて、離乳食を経て大人と同じものを食べるようになり、「ちゃんとしなくては」と思うようになりました。
夫からもかなり言われましたし。
作るのに時間がかかると子供に泣かれるし。
そんなこんなで疲れた気持ちを助けてもらったように思います。
- 作者: 上田淳子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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