迷って決断した時の話
「迷い」
私は入社から9年間同じ部署で働いていました。
途中、家の事情で引越して片道2時間近くかけて通勤するようになりました。
慣れた仕事、気の合う職場の仲間や親しい先輩後輩に囲まれ、心地よい日々でした。
しかし、長時間の通勤がだんだんしんどくなってきました。
朝は5時半に起きて支度し、7:10頃の電車に乗り遅れたら遅刻が確定。
18時に退勤しても家に着くのは20時。
ちょうど結婚もして、2人分の家事で毎日クタクタに。
今はまだがんばれるけど妊娠したらどうなるんだ?
会社にはいくつか事業所があり、今の住居から通いやすいところもありました。
上司に相談したところ、「産後に異動とかでいいよね☆」と言われた。
え?私すぐ異動したいんだけど。
産後っていつよ?それまであなた私の上司じゃないよね?
つまり、この上司は私のために何かする気はないということなんだな、と理解した。
「決断」
10月に上司との対話をして、失望したのち、12月に応募制の異動願いを出しました。
これは人員募集をしている部署に応募すると、上長の承認なしで選考により異動できる制度で、チャンスは1年に1度。
通勤は大変だったけど慣れた部署。新しい部署でどうなるのかもわからないし応募するまでかなり悩みました。
でも、このままモヤモヤしながらここにいることはできない!と決断し、自宅から通勤1時間内、業務内容も自分の興味が持てる部署を見つけて申込しました。
応募〜選考の結果、異動が決まり、4月から新しい部署に異動しました。
それが5年前のこと。
異動先の部署は以前の部署より圧倒的に忙しく、残業も増えた。
クセや問題のある人もふんだんにおり、衝突することもあった。
体調を崩して、でも大事な仕事の最中で休めず無理をして、ストレスのせいか半年くらいリュウマチみたいな症状が続いたこともありました。
途中経過は結構大変だったけど、、今となっては、決断してよかったと思える未来が手に入りました。
通いやすく、皆親切で楽しく、尊敬できる上司がいる職場にいます。
今のままでいいのかなあと思っている時は、その時のベストを尽くせるように考えて行動してみるとよいです。
少しずつでも人生が変わるはず。
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