育児の百科
昔から育児書の定番、ベストセラーな一冊、いや三冊セット。
私が子供の頃に母もこの本を持っていました。
昔は百科辞典サイズ?だったものが今は文庫本で出ています。
妊娠中にも読める項目があり、父親になる人へといったページもあります。
子供の月齢ごとに構成されており、小児科医としての実体験を交えてその時期の子供の発達具合やかかりやすい病気、よく起こる事故や事象が紹介されています。
月一くらいで現時点の月齢と来月の月齢のページを参照して予習と復習をしてます。
この本があれば、あれこれ育児書買わなくていいように思う。
私の母の世代からあって、内容は改訂されているものの時代を感じる記載もある。
でも、たくさんの子供を見てきた経験から綴られていて、多くは現役で活用できるように思います。
私が特に参考にしたのは離乳食の項目。
二人目、三人目の育児をしているお母さんはわざわざ離乳食を作らず、おかずから取り分けて赤ちゃんにあげているという、「あり合わせ離乳」のやり方を知り、実践しました。
あと、時間をかけて離乳食を作るより、赤ちゃんを戸外に連れ出して鍛錬させた方がよいとか、ベビーフードの活用も推奨されてました。
おかげさまで産後から憂鬱だった離乳食は思ってたよりずっと楽に進められました。
9ヶ月くらいから私の子供は固形のご飯を食べてて周りが驚いてました。
が、育児の百科に書いてあったから!と堂々としてました。
この本を読んでいると、本当に赤ちゃんのタイプも千差万別だなあと感じます。
ああいう赤ちゃんもいる、こういう赤ちゃんもいるってたくさん書いてある。
慌てたり、心配してしまう母親の心理も書いてある。
淡々とした文章でいろんなことが書かれてて面白いです。
子供がもう少しで一歳で、本は実はまだその辺りまでしか読めてないのです。
でも、まずはこの本について書きたくて、、これからも読み続けます。
また読み終わったら追加で感想書きたいと思います☆
- 作者: 松田道雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/02/15
- メディア: 文庫
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