不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」〜まずは勉強する〜
その昔に先輩から不妊治療で500万位お金がかかったという話を聞き、我が家は金銭的な理由から不妊治療はできないなとずっと思っていた。
Twitterで専門用語を見かけることもあったけど、知識としては海堂尊のジーン・ワルツで触れた程度。
が、その後も生理が続き、職場に不妊治療の末に出産された方がいることも知ったところで出会ったこの本。
産婦人科医の浅田義正さんと出産ジャーナリストの河合蘭さんの共著です。
不妊治療で行なわれる検査の目的や内容、各種治療方法の詳細の紹介等網羅されており、専門用語の意味や不妊治療の流れが理解できた。
浅田先生のクリニックでは大体このくらいといった費用の記載もあり、これから不妊治療しようと考えている方の助けになる本だと思った。
医療の現場から見た、懸念事項も興味深かった。不妊治療の法整備の遅れは少子化対策してるおじさん達が読んで勉強していただきたい。
多胎妊娠はあまり考えたことがなかったけど急に2.3人同時に育てる事態、、と思うと深刻さがよくわかった。
読み進める中で卵子の老化については今なお克服できず、日本では妊娠できない不妊治療が大量に行われている。。といった記載が悲しかった。
そうかと思えば芸能人は高齢での妊娠報告をたくさん目にするし。
エネルギッシュな方はエイジレスなのだなあと驚くばかり。
本を読んだ後も自分はどうしようかなと思っているけど、この前産まれたばかりの妹の子供に会いに行ったらとってもとってもかわいくて。
それが答えなんだろうなあ。。
読んだ本は楽天roomにも載せています↓