やれやーれの日記

やれやーれの育児、読んだ本等の雑記です

産声が消えていく

出先のコンビニでタイトルがぱっと目について購入しました。

読後感がすごくよかった。で、すぐに再読し始めました。

2005年の出版でやや描写が懐かしい感あり。


始めに人出不足の中、懸命に手術を行なうシーンから始まります。

二件の帝王切開手術を切迫した状況で進めたものの、うち一件が医療訴訟に発展してしまいます。

センセーショナルなオープニングから、一旦お話は過去に戻り、現在に流れていきます。


本書はフィクションですが、産科医療の現状や問題点が数多く挙げられ、作者ご本人もお医者さんをされているそうです。

新卒の男性医師が主人公で、どんな患者も救急で受け入れる方針の病院に勤務し、そこで起こったあれこれが描かれています。

私も妊娠中に入院し、お医者さんや看護師さんには大分お世話になった方で、様々なご苦労に頭が下がる思いです。

出産直前のシーンや、赤ちゃんが産まれたシーンとか涙ぐんでしまった。

・妊娠中の方、経産婦

少子化

・産科医療

などに興味がある方はおすすめです。

海堂尊ジーン・ワルツマドンナ・ヴェルデも産科医療を扱った小説でよいです。

産声が消えていく (祥伝社文庫)

産声が消えていく (祥伝社文庫)

ジーン・ワルツ (新潮文庫)

ジーン・ワルツ (新潮文庫)

マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫)

マドンナ・ヴェルデ (新潮文庫)

しないことリスト

文庫版を見つけたので読みました。

著者のphaさんは28歳で会社を辞めて、この10年くらいでぶらぶら過ごしたりブログを書いたりシェアハウスを主催したりなどされています。

いわゆる「普通」から外れても大丈夫なんだって生き方や考え方を提案されてる方です。

御本を何冊か読みましたが、どんなことでも簡単な言葉でわかりやすく書いてあって読みやすいです。


この本は、現代社会は情報過多でやらなくてはいけないことが多すぎる。

しかし、やらなくてはいけないと思っていることは本当にそうなのか?と見直しのヒントとなるような本です。

やらなくては〜と思っていることは、実は思い込みかもしれない。とメンタル面に訴えかけてくる項目が多い中、私が最もハッとさせられたのは「長生きしない」というもの。

30歳過ぎてからは余生だと思っているって書いてあってそういう考えもあるのか〜て衝撃を感じた。


その昔に占いに行ったら「ストレスがなかったら120歳まで生きる」と言われて長生きするかもしれない未来に備えて確定拠出年金やってる私。

認知症の祖母を看取り、認知症にならないためにできることをやろうと思っていたりもしている。

できるだけ夫婦で長生きして孫に会えたらいいなあとか思ってた。

そういうあれこれも思い込みの一環だよなあと感じた。


子供が小さいのでまだ余生とまではいかないけど、いつ死んでもいいように毎日楽しくスッキリ生きていきたいなあと思いました。


しないことリスト (だいわ文庫)

しないことリスト (だいわ文庫)

マイ歯の歴史

私の歯は超悲惨で、物心ついた4歳くらいの時点ですでに歯医者通いをしていました。

中高生時代に通っていた歯医者さんも地獄で、神経を抜かれまくり、銀歯を装着。

四隅の奥歯は銀歯だらけです。


20代のある日、左下のどこかの歯がすごく痛むようになりました。

この時通っていた歯医者さんはかなりよかった。

風責め、水責めと歯を叩いてで痛む箇所を丁寧に探しても見つからない。

ならばと熱責めをしたら、痛くてこの歯だ!と判明しました。


その歯は、学生時代に神経を抜いて銀歯を入れたところから膿が出ていました。

先生によると、神経抜いた時の歯の根の治療が不十分で痛みが出たとのこと。

あの〇〇(罵詈雑言が入ります)歯科医師、、恨む。

その後も違う歯で同じ事象が起こり、根の治療のやり直しをしました。


これと並行して30代になった私は虫歯の治療にも勤しんでいました。

虫歯は、夜に歯を磨いてからお菓子を食べて寝るというトンデモ習慣を行なった結果です。

あの頃の自分を殴りに行きたい。


歯周炎にも悩まされ始めました。

中年になった辺りから、疲れが溜まると歯茎が腫れるようになりました。

疲れて免疫が下がると、歯と歯茎の間の汚れが悪さをするようで。


これはジェットウォッシャードルツを使うようになったら良くなりました。

ポケットドルツも流行ってて、好きな色の紫色を買って使ってました。

この辺りから口腔ケアに興味が出てきました。


現在通っている歯医者さんは予防歯科に力を入れていて、定期健診の案内や歯みがきの指導を熱心にしてくれます。

そこでデンタルフロスの使用を勧められ、奥歯用の熊手タイプを全ての歯に使うようになりました。

でも段々やらなくなってきてしまうのでした。

健診の一週間前だけしっかりケアして臨みました。


歯科衛生士さんから、やってないのバレてます。毎日やらないと意味ないです。といった要旨をオブラートに包んで言われました。

あまりに正論過ぎてむかつくやら悔しいやら胸がざわつきました。

その思いをバネに、糸タイプのフロスを毎日欠かさず使うようになりました。


そんなこんなで何十年も歯と歯茎を散々ボロボロにして、やっっっと口腔環境が整いました。

今はこんな感じでケアしてます。

産後、健診に行けてなくて、、そろそろ行きたい。

普段の朝:歯ブラシで歯みがき

普段の夜:歯ブラシで歯みがき後、糸タイプのデンタルフロス

疲れてて歯茎が腫れている時:ジェットウォッシャードルツを追加


私の悲惨な経験を活かし、子供の歯みがきはしっかりさせたいと思ってます。

今は私の歯みがきタイムにリングタイプの歯ブラシを渡して慣らしてます。

ピジョンの歯みがきナップで拭くこともあります。

子供がキラキラ好きで、ポケットドルツを使わせるのもよいかなあと思っていたら、お題キャンペーンをやっていたのでブログを書いてみました(^^)

電動歯ブラシ「ドルツ」特別お題キャンペーン #はてなブログ歯みがき週間 「私の歯みがき」

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育児の百科

育児の百科は小児科医の松田道雄さんが書かれた本です。

昔から育児書の定番、ベストセラーな一冊、いや三冊セット。

私が子供の頃に母もこの本を持っていました。

昔は百科辞典サイズ?だったものが今は文庫本で出ています。


妊娠中にも読める項目があり、父親になる人へといったページもあります。

子供の月齢ごとに構成されており、小児科医としての実体験を交えてその時期の子供の発達具合やかかりやすい病気、よく起こる事故や事象が紹介されています。

月一くらいで現時点の月齢と来月の月齢のページを参照して予習と復習をしてます。


この本があれば、あれこれ育児書買わなくていいように思う。

私の母の世代からあって、内容は改訂されているものの時代を感じる記載もある。

でも、たくさんの子供を見てきた経験から綴られていて、多くは現役で活用できるように思います。


私が特に参考にしたのは離乳食の項目。

二人目、三人目の育児をしているお母さんはわざわざ離乳食を作らず、おかずから取り分けて赤ちゃんにあげているという、「あり合わせ離乳」のやり方を知り、実践しました。

あと、時間をかけて離乳食を作るより、赤ちゃんを戸外に連れ出して鍛錬させた方がよいとか、ベビーフードの活用も推奨されてました。


おかげさまで産後から憂鬱だった離乳食は思ってたよりずっと楽に進められました。

9ヶ月くらいから私の子供は固形のご飯を食べてて周りが驚いてました。

が、育児の百科に書いてあったから!と堂々としてました。


この本を読んでいると、本当に赤ちゃんのタイプも千差万別だなあと感じます。

ああいう赤ちゃんもいる、こういう赤ちゃんもいるってたくさん書いてある。

慌てたり、心配してしまう母親の心理も書いてある。

淡々とした文章でいろんなことが書かれてて面白いです。


子供がもう少しで一歳で、本は実はまだその辺りまでしか読めてないのです。

でも、まずはこの本について書きたくて、、これからも読み続けます。

また読み終わったら追加で感想書きたいと思います☆


定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕

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はじめに

30代、会社員、女児の母のやれやーれです(^^)


育児で感じたことや読んだ本のあれこれを書きたいと思い、ブログを始めました!

子供は昨年出産しました。もうすぐ1歳のTちゃんです♪

2019年4月から仕事復帰します。職種は経理系です。


よろしくお願いします☆