1%の努力
2ちゃんねるやニコニコ動画で有名なひろゆきさんの自己啓発本です。
ちょっと立読みしたら前書きと序盤のあれこれの話がすごく面白かった。
前書きに財布とスマホを家に置いて1週間後に衣服や身体がキレイなまま帰ってこれるか。みたいな質問が書かれてた。
この質問の時点で読み手の範囲に育児中の母親は含まれてないように感じたけどまあいいやと読み進めた。
いろいろ自分にはない考え方が書かれいて面白かったです。
ピザの配達のバイトで1時間かかるところを30分で終わらせて残り30分は友達の家に寄ってゲームするとか。
仕事中に1つの仕事が早く終わるように工夫はしてたけど余った時間サボる発想がなかった。
両親もとんでもなく社畜で働き方は真面目だったしな。
ひろゆきさんの生い立ちを読んで気になったのは、自分の家庭は公務員で専用の社宅に住んでいたというところ。
貧困が当たり前の環境に身を置いていたようだけど、そういう環境から一歩引いて見れるようなゆとりがあったんじゃないかなと思った。
この「自分の身は保障されたところから面白がって俯瞰してるようなスタンス」が生い立ちから今に亘って一貫しているように感じられました。
ひろゆきさんの飄々とした雰囲気を感じさせる本質のような。。まああまりよく知らないのですが。
最近余暇というか時間があって動けることが何より大事みたいなのをよく目にするし、この本もそれが一番言いたいって書いてあるし、実際そうなんだろうな。
仕事と家事で手一杯な日々で文も絵も上手いわけでもなく、少し時間が取れた時に細々ブログやイラストを続けてるだけで。
そんな中に一石投じてくれたような気がした本でした。