伸びる子供は〇〇がすごい
心理学博士で大学で教鞭も取られてる先生が、最近の学生達と接して感じている教育の問題点を提起した一冊。
本屋さんでまえがきを読み、最近の新人などにみられる問題点が夫と共通していたため、読みました。
子供以前に夫が何故そんななのかがわかるヒントになるかと思い。
例えば夫はこんな感じです。
・出勤時の遅刻、休憩時間をオーバーして戻る
・接客業なのに客にムッとした態度を取ったり暴言を吐く
・いくら注意しても染み込まず、反省しない
・でも衝動的に退職したりせず、長く続けている
この本を読んで端的に感じたのは、やはり子供は甘やかしてばかりだとダメなんだな、、ということ。
・小さいうちからしつけや習慣付けをしっかり行なう
・まだ小さいから、ではなく感情を自己コントロールできるように育てる
・早期教育より心を鍛えることが大切
といった学びがありました。
夫は厳しく育てられたようだが子供の頃に入退院を繰り返し、その間親が言いなりになっていた経験があるようで。
心は鍛えられているものの考え方が甘いし思考が浅いように感じることが多い。
ではどうするか。夫はもうどうしようもないため、本人にそういう傾向があるよと伝え、ありのまま付き合っていくしかない。
子供は、ダメなことはしっかり叱って(他人の子でも)、なるべく規則正しい生活をさせる。
ただ、本を読んでて気になったのが筆者の是とするところが、「従順な社畜」に行き着くような。。
あと、私の職場に来る新人はちゃんとしてる。よっぽど私よりしっかりしてる。
子供にはまあそれなりに自立してもらって人生を楽しんでもらいたいので取り入れつつ育て方を模索します。
- 作者:榎本 博明
- 発売日: 2019/10/09
- メディア: 新書